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CRDS微量水分計

ブラウズ量:146 アップロードの更新:2024-04-10

水分測定範囲

12 ppbv ~ 20 ppmv (露点:-100 ~ -55 ℃) (in N2)

応答時間

50 ppbv ⇔ 1000 ppbv 約60秒 (90%応答)

システム精度

±4% または ±12 ppbvの大きい方

サンプルガス温度

5~60 ℃

サンプル流量

<2.0 L / min

サンプル圧力

86~106 kPaA (オプションにて~900 kPaAまで対応)

サンプルガス種別

Air, N2, O2, Ar (ソフトウェアより設定可能、その他ガスは要相談)

測定値

体積モル分率 [ppmv], 計測部ガス温度 [℃], 計測部ガス圧力 [PaA]

演算値

露点 / 霜点温度 [℃]

デジタル出力

RS-232C

アナログ出力

4~20 mA (オプション)

アラーム出力

リレー接点出力 (オプション)

接続継手

サンプルガス IN-OUT:1/4 inch (フジキン製:UJR-RP)

供給電源

付属ACアダプタ (100-240 V, 50 / 60 Hz, 1.4 Amax)

重量

センサ部:約5 kg (ACアダプタを除く), モニタ部:約1.7 kg

寸法

センサ部:W150×D300×H165 mm, モニタ部:W150×D75.4×H200 mm

 

 

CRDS(Cavity Ring-Down Spectroscopy)方式は現在用いられている微量水分の測定原理の中でも正確に、かつ高速で測定する方式です。測定ガスを満たしたキャビティの両端に高反射率ミラーを設置しレーザー光を導入 します。レーザー光には気体中の水分子の吸収波長を使用しているため、キャビティ内の水分率に応じて吸収量が変化します。キャビティ内に導入された光の量は高反射率ミラーの反射率と水分率に依存して減衰します。高反射率ミラーから漏れ出した光を受光し、減衰の時間を時定数(リングダウンタイム)として吸収スペクトルを得て、フィッティングを行うことで水分量を測定します。

 

微量水分領域での高精度・高感度・高速応答測定を実現

mini CRDS-H2Oは12 ppbv ~ 20 ppmv(-100 ~ -55 ℃DP)の微量水分を非常に精度良く測定可能です。また、測定部(キャビティ)の小型化を実現したため、ドライガス置換時の応答性も非常に高く、15 ppbv⇔1000 ppbvの水分量変化に対して、60秒以内で応答します(90%応答)。

 

 

見やすいタッチパネルで簡単操作

モニタ部には5inchのフルカラータッチパネルが搭載されており、測定の開始・停止や設定を行うことができます。測定画面では大きな測定値とトレンドグラフが表示され、大きなグラフと切り替えることが可能です。また、誤動作を防止するための画面ロック機能や、機器の状態を確認する機能、設定した閾値の判定を行うアラーム機能を搭載しています。モニタ部の代わりにPCを使用する場合は、専用ソフトウェアにて同機能を使用可能です。

接ガス部は腐食に強く、高い長期安定性を実現

CRDS方式は構造上、センサであるレーザーやディテクターとガスが非接触であり、接ガス部にはSUSを中心とした耐薬品素材を採用しているため、腐食性ガスにも対応可能です。また、従来の測定方法(鏡面冷却式・静電容量式など)とは異なり、『絶対測定法』であるCRDS方式は光の減衰時間から水分量が直接算出可能なため、レーザーパワーの減少などの経年劣化に依存せず正確な測定が可能で、高い長期安定性を有しています。

 


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